こんにちはあみじょんです。
東京の大きな通信会社と瀬戸内の小さなジャム屋のWEBマーケターです。18年10月から副業として、瀬戸内の小さなジャム屋さんを、東京から手伝っています。
中年サラリーマンのみなさんに「関係人口として地方で副業して、成長と感謝と副収入を手にする」生き方をおススメし、実践しています。
詳しくは以下記事もご覧ください。
こんにちは、あみじょんです。来訪ありがとうございます。 「関係人口」について調べていらっしゃいますか?はたまた、具体的にどこかの地域の関係人口として、まさにその一歩を踏み出されようとしているのかもしれません。 「関係人口って、ど[…]
この記事では、そんな関係人口として地方で副業する際の「入り口」になる、人材募集サイトを紹介します。
現在、地方で副業する関係人口を案内するサイトは私の知る限りこの記事で紹介する6つとなります。(α版提供中などのサービスは除きます)
Skill Shift

Skill Shift とは
副業正社員求む! おすすめ副業求人
あなたの業務スキルを地域企業にお裾分け。帰省ついでにふるさと企業とMTG&業務改善サポート。
Skill Shift ホームページより
あなたの業務スキルが地方で活きる!帰省や趣味のついでに地元企業にスキル提供しませんか?都市部の正社員と地域企業を結ぶ副業…
私が初めてこちらのサイトを利用させて頂いたのは、1年以上前です。
今でも多くの案件が増え続けていますので、週イチぐらでチェックしています。
様々な企業が様々な職種を募集しています。見ているだけで楽しいです。
マーケティングや販売促進、商品企画、経営企画など、事業の拡大を図る上流工程を担う人材は、大都市部の企業に集中し、高待遇で勤めています。
一方で中小企業では待遇面や知名度において経験豊富な人材の採用が難しく、業務改善やイノベーションが起きにくいジレンマに……。また、地方企業は転職者の「移住」が伴い、人材確保がさらに難しくなります。
だから「Skill Shift」は転職もなく、移住もなくできる新しい関わり方を提案します。地方企業は業務改善やイノベーションを目的に。都市部の正社員は本業にムリの出ない範囲の副業(+やっぱりちょっと収入も)。そんな「副業正社員」という新しいカタチを提案します。
Skill Shift ホームページより
Skill SHift は掲載案件数が最も多いです。
まず、最大のメリットはその豊富な案件数です。メジャー3サイトで掲載中(募集中‣募集終了含む)の案件数を比較してみたいと思います。(2020年2月1日現在)
サイト名 | 取り扱い件数 |
Skill Shift | 290 件 |
Yosomon! | 43 件 |
ふるさと兼業 | 100 件 |
決してこの掲載案件数だけでSkill Shiftがオススメで、他のサイトがダメなわけではありません。
サイト運営が開始された時期のズレ、取り扱っている案件の特徴や運営母体のフォロー体制の違いなどがあるためです。
ただ、多くの自治体と連携協定を締結するなど、地方のニーズを掘り起こし都市圏の住民につなげる仕組みは一番整っていると感じます。
Skill Shift はフォロー体制が弱いです。
Skill Shift は応募にあたってのフォローは特にありません。
良く言えば「地方の企業‣ビジネスとダイレクトにつながれる」ということになりますが、一方で「初めて地方での副業に関係人口として取り組む」「募集内容で事前に確認したいことがある」といったケースでは、物足りません。
サイトに会員登録し職務経歴をアップすると、特に誰を介さずとも案件に応募することが可能になります。
気になる案件に応募すると、募集をかけている企業の担当者から直接連絡が入ります。
当事者間で直接日程を調整し、遠隔の面談に臨みます。
私のケースだと、もちろん私も勝手がよくわからないことに加え、地方企業側も勝手がよく分からないため、お互いに何をどう話せばよいのか・・といった素人同士の微妙な空気になりました。
私は、それまで「地方での副業」というのは全く考えたこともない人生を歩んでいましたので、地方企業とのコミュニケーションにあたり「誰かのフォロー」があるとうれしいなと感じたのも事実です。
そういったケースにおいておススメできるのは、これからご紹介するYOSOMON!です。
YOSOMON!

NPO法人ETIC.が運営する地方で副業ができるサイトです。地方創生だけではなく、若者向けの起業塾なども運営している団体です。
YOSOMON! とは
地域で働くをもっと身近に。Wワーク・副業で会社を辞めずに地域に貢献する仕事が見つかるサイト。
Yosomon!ホームページより
こちらのサイトを利用したのも1年以上前になりますが、サイトも見やすく・情報も豊富であり安心できるサイトでした。
運営母体が営利企業ではなくNPO法人であり「人をつくる、社会をつくる、日本をつくる」を標語に活動されている団体です。
若者向けの起業塾をはじめ様々な社会貢献系のプロジェクトを運営されています。
その中のひとつがYOSOMON!になります。
YOSOMON!は、自分のスキルや経験を活かし、会社を辞めずに地方企業の課題解決に参画できるプロジェクト紹介サイトです。
移住や定住の必要はありません。好きな場所から地域に関わることができます。副業による週末だけの就業やリモートワーク、プロボノなど、新しい地方との関わり方を提案します。
プロジェクトの実現に強い想いを持ち、「地域を元気にしたい」というプロジェクトリーダーがあなたの参画を待っています。
旧来の常識に囚われず、強いしがらみに縛られない「よそ者」のアイデアと汗で、地域の未来に新しい視点を持ち込んでください。
YOSOMON!ホームページより
コンセプトは、Skill Shift とほぼ同じですが、「プロボノ」=ボランティアなどの案件も扱うのが特徴です。
個人的に面白いと感じたのが「GYOSOMON!」という取り組みです。
一般社団法人フィッシャーマンジャパンとのコラボレーションです。
このプロジェクトはなんと、報酬は「魚」です!三陸の豊かな海で水揚げされる海産物がそのまま報酬となるとのこと。
地方で生み出される価値をそのまま報酬で受け取るというのも面白い試みだと思います。
が、あまりに多くのお魚を一度にもらうと、食べきれない事態が起こりそうです。
ふるさと兼業

岐阜県に本拠を置くNPO法人G-netが運営する地方で副業ができるサイトです。
副業だけでなく、移住を伴う求人や、地方企業の経営幹部を募集するサイトなども運営されています。
ふるさと兼業とは
『ふるさと兼業』は、愛する地域や共感する事業にプロジェクト単位でコミットできる兼業プラットフォームです。 プロボノや兼業、パラレルキャリアという言葉が当たり前に使われ始めるなか、都会で生活しながら地域に関わる、大手企業で活躍しながらNPOや中小企業、ベンチャー企業に関わる、そんな新たな選択肢を提案しています。
ふるさと兼業ホームページより
こちらのサイトは私は利用させて頂いたことがありませんが、地方創生系のメディアやイベントにはよく登場されており、メジャーなサイトと言えると思います。
特徴はなんといってもその充実したサポート体制です。
まず「お試しプログラム」が用意されています。オンラインサロンやフィールドワークなどのサービスが提供されていますので、実際に地方で副業する前に試してみることが可能です。
また、実際に副業を開始した際には、各地域にサポートしてくれるパートナーが存在しています。
地方での副業を開始すると、都市部の大企業とは勝手が違うため、誰かに相談したい・意見を聞いてみたいと感じることがあります。私もそうでした。
ので、そんな時にプロジェクトがうまく進行するために伴走してくれる地域のサポーターがいてくれるのは安心できると思います。
JOINS

こちらは JOINS株式会社 が運営するサイトです。
こちらも掲載案件はまだそこまで多くはありません。が創業が2017年とのことですので、この手のサービスでは割合古い方かと思います。
noteでオウンドメディアを展開されていらっしゃいますので、そちらも必見です。是非ご覧ください。
GOING GOING LOCAL

こちらは、 株式会社トレジャーフット が運営するサイトです。
19年2月に開設ということでまだ新しいサイトのためか、具体的な案件などはサイト上に掲載が無く不明です。
ただ、これまでの案件の紹介やコラムなどの情報は充実しています。
現在、無料で求人の登録ができますので、求人登録だけしておくでも良いかと思います。
クラウドワークス業務改善プログラム

最後にご紹介するのは株式会社クラウドワークスが提供するサービスです。現在、このサービスを紹介するサービスページは以下のニュースリリースしかありません。
株式会社クラウドワークスの「ニュース」ページです。プレスリリース、お知らせ、メディア掲載、イベント・登壇、行政との取り組…
実は私も応募してみたのですが、応募てから1週間ほど音沙汰がない状態が続きました。
その後、「現在応募が殺到しており、現時点では紹介できる仕事もなく登録も受け付けられない」とのお断りのメールを頂きました。
職種や年齢などにより、ふるいがかかっているかもしれませんので、気になる方はニュースリリース最下段にある登録フォームから連絡してみても良いかもしれません。
さいごに

いかがでしたでしょうか?現在、私が把握しているサービス全てをご紹介させて頂きました。
どこのサイトもそれぞれ特徴があり、見ているだけでも楽しいものです。
どのサイトも簡単に応募することができますが、2020年2月現在、多くの応募者がおり競争が多いのも事実です。
応募の前に、一般的な転職サイトを使い自身の「強味」をしっかり把握することをおススメしています。以下の記事も参考にしてみてください。
こんにちは。あみじょんです。ご来訪ありがとうございます。 「地方やふるさとに帰郷やUターン移住はできないが、何らかの形で貢献できないだろうか?」 「せっかく副業するのであれば、感謝され、日本のためになる活動がしたい」 「その具体的な方法が知[…]