『都市と地方をかきまぜる~「食べる通信」の奇跡~』苦しいのは地方だけじゃない。都市住民こそ行き詰っている。

都市と地方をかきまぜる~「食べる通信」の奇跡~

高橋博之 著

光文社 2016年8月

地方創生を「苦しい地方をなんとかする」という観点だけでなく、「行き詰っている都市も救済する」という新たな気づき

「地方創生」の問題点は、人口減少・高齢化にあえぎ、消滅の危機に瀕する地方をどうするかがテーマだった 。しかし東日本大震災後の多くの都市住民のボランティアが、むしろ「被災地で元気をもらう」というコメントを残すという。

僕も長く東京に住み、東京で仕事をしている。

なぜ、瀬戸内のジャム屋で副業を始めたのか、なぜ「地方」というキーワードに魅力を感じていたのか、うまく言語化できていなかった。

その「うまく言語化できていなかった」ものが、自分の中にある「リアルなものへの渇望」だったことが理解でき、すっきりした。

東京で、またWEBマーケティングという仕事の特性もあると思うが、日々の生活の中で「生きることの実感、リアル」というものを感じることはほとんどない。

パソコンの画面かスマホの画面をのぞいている時間が1日のほとんどを占める。

恐らく、自分の中で何かが足りなかったのだ。

関係人口として地方での副業を考えている人だけでなく、地方との新しいかかわり方や、自分にとってのふるさとを求めている人に是非手に取って頂きたい書籍です。

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