「関係人口」とは何か?瀬戸内の小さなジャム屋で関係人口として副業する僕ナリの関係人口論

こんにちは、あみじょんです。来訪ありがとうございます。

「関係人口」について調べていらっしゃいますか?はたまた、具体的にどこかの地域の関係人口として、まさにその一歩を踏み出されようとしているのかもしれません。

「関係人口って、どういう意味なのだろうか。関係人口に興味があるけど、実際どのように地域と関係を持てばよいのか?メリットはあるの?」

といった方向けに、僕の実体験ももとにこの記事を書いていこうと思います。

 

僕は地方での副業を始めてから、控えめに言って、人生が変わりました。

「感謝される喜び」「成長できる喜び」「セカンドキャリア」の3つを手にしました。

地方で副業することは、家庭でも職場でもない「人生のサードプレイス」を作ることにつながります。

これからの人生100年時代、年金も手放しでは信じられない・給料も上がらない。

でも、単にお金の心配だけをする人生もつまらない。

そんな方にこそ、おススメしたいのが「関係人口として地方で副業する」生き方です。

地方の方々とつながることが地方への貢献となり、東京圏の中年サラリーマンにとっては、学びと共にやりがいやセカンドキャリアに結びつけることができます。

よくある副業ブログのように、楽して大儲けすることを目標とはしていません。

確実に、自分自身の「成長」を実感でき、まわりから「感謝」され、結果として経済的な対価につながる、という心地よい「関係人口」という生き方を目標としませんか?

関係人口として地方で副業する具体的なステップも紹介しています。

関連記事

こんにちは。あみじょんです。ご来訪ありがとうございます。 「地方やふるさとに帰郷やUターン移住はできないが、何らかの形で貢献できないだろうか?」 「せっかく副業するのであれば、感謝され、日本のためになる活動がしたい」 「その具体的な方法が知[…]

地方で副業するためのアクション

そもそも「関係人口」の語源は?誰が使いはじめたのか?

関係人口とは?

「関係人口」という言葉が最初に使われ出したのは2016年発行の2つの書籍が出自のようです。

ネットを検索してみると「ソトコト」という雑誌の編集長をされている指出一正さんが、提唱された概念のような結果が多数出てきます。

一方でご本人は別冊ソトコト「関係人口入門」において、以下のように述べられています。

この言葉はアノニマス(作者不詳)です。

明治大学教授の小田切徳美さんは、2016年に「日本食べる通信リーグ」高橋博之さんの著書「都市と地方をかきまぜる」と私(指出さん)の著書「ぼくらは地方で幸せを見つける」で使ったのが出自だと述べられています。

『ソトコト』とはローカルとソーシャルをテーマにした雑誌で、ご自身「まちを幸せにしたいと思っている」と発言されています。上にかいた著書『ぼくらは地方で幸せを見つける』(ポプラ社)でも、この言葉についてつっこんで記述されています。

このお二方の著書は読みごたえもあり、事例も豊富ですので一読することをお勧めします。

一方僕は、「関係人口」という言葉を聞いたことも見たこともありませんでした。

恐らく都市圏の中年サラリーマンの生活においては中々出会わない言葉だと思います。

2018年10月から瀬戸内の小さなジャム屋で副業をはじめたわけですが、徐々に「関係人口」という言葉を耳にするようになりました。

どうやら、僕のような地方とのかかわり方が「関係人口」らしい・・

まず、私は東京の大きな通信会社に勤務していますので、生活の基盤はもちろん東京です。

一方で、副業先には度々足を運び、ジャム屋で働く皆さんと顔を合わせます。

ジャム屋の朝礼にも参加し、その日のイベントや在庫の状況を確認します。

毎日、小さなジャム屋の売り上げをチェックします。

台風が来るとなれば、自宅とジャム屋を心配します。

瀬戸内方面で災害が発生すれば、落ち着いて仕事をすることもできません。

つまり「移住しているわけではない」、でも「観光に行っているわけでもない」。

地域と具体的なつながりがあって、例え東京にいたとしても「心が常につながっている」状態。

このあたりの「僕ナリの関係人口」については、後ほど詳しく書きたいと思います。

「関係人口とは何か?」政府・総務省の定義。

国会議事堂

総務省の「関係人口」ポータルでの定義

「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域や地域の人々と多様に関わる人々のことを指します。

地方圏は、人口減少・高齢化により、地域づくりの担い手不足という課題に直面していますが、地域によっては若者を中心に、変化を生み出す人材が地域に入り始めており、「関係人口」と呼ばれる地域外の人材が地域づくりの担い手となることが期待されています。

総務省「関係人口ポータル」

ある意味「定住」というのは「結婚」に近いです。

それなりの覚悟で地域に移住するという選択をしなければなりません。

一方「関係人口」というのは「恋愛」に近いと思います。もう少しライトに地域とかかわっていくスタンス。

その関り方は多様です。私のように仕事としてかかわるかかわり方をはじめ、ボランティアや地域活性化プロジェクトへの参画、はたまたふるさと納税というのも「関係人口」と考えられています。

私はこれらの中でも「副業」=経済的な価値交換を伴う結びつき、こそが「関係人口」を推進すると信じます。

そしてそのことが地方を、ひいては日本全体を活性化することに寄与すると信じています。

なぜならば、「関係人口」は都市圏の住民目線でも語られなければならないからです。

このあたり後ほど語ります、しっかりと。

内閣府の第2期「まち・ひと・しごと創生総合戦略」での定義

こちらは第1期があったわけですが、 大きな目標であった東京圏への人口流入の抑制(流出と流入の均衡)がまったく達成できませんでした。

結果、第2期では目標としては外れました。このあたりはニュースでご覧になった方も多いかと思います。

僕としては、第2期でいよいよ「関係人口」が明記されたことが大きな一歩だと思います。

1.東京一極集中の是正に向けた取組の強化

①地方への移住・定着の促進

②地方とのつながりを強化

・関係人口の創出・拡大

・企業版ふるさと納税の拡充

→ 地方移住の裾野を拡大

内閣府「地方創生総合サイト」

また実は見過ごされやすいと思いますが、上記方針に続き、以下の内容も盛り込まれています。

都市圏在住の中年サラリーマンとしては、以下の話の方が重要です。

①多様な人材の活躍を推進する

多様なひとびとの活躍による地方創生の推進

内閣府「地方創生総合サイト」

まとめると・・・ということで内閣府発表の最終スライドです。(もともとのPDFファイルはこちらから)

繰り返しになりますが、第1期(2019年まで)は「いきなり移住」を目指す目標でした。これは失敗/未達でした。

そこで第2期(2020年から)は1ステップはさまって「まずは移住候補(関係人口/すそ野を拡大)」といった目標に変化しています。

地方目線で見ると、最終的には移住してくれればハッピー。我々都市圏のサラリーマン目線で見ると、多様な活躍の場が提供され、さまざまな「関係」の仕方が入り口になる。

非常に入りやすく現実的になりました。「移住してもよい」という人口はかなり少なく地方間でもパイの取り合いになることは確実。

が「関係人口」という概念であれば、「ゆるく関係する」「複数の地方とつながる」といったことが可能となります。

さらに国の政策として位置づけられると、各地方自治体の動きも確実に変わる。

今後、「地方で副業」という働き方を財政的にも大きく後押ししてくれる時代になると思います。

「関係人口」とは何か?地方で副業する僕ナリの答え。

結論を先に書きます。都市圏の中年サラリーマンにとって「関係人口」とは、

「成長」と「感謝」、「副収入」を手にするため、家庭でも職場でもない「人生のサードプレイス」を探すという生き方

だと考えます。

私は2018年10月以降、瀬戸内の小さなジャム屋で副業を始めたことで多くの気づきがあり、これは「ものすごい体験をしてしまった」と感じました。

漠然と「退職した後何やるんだろう・・」「年金だけで本当に生活できるのだろうか・・」「会社のためだけの人生みたいだな・・」といったモヤモヤが一気に晴れました。

「関係人口」というのは「地方で副業する」ことだけを指しているわけではありません。

ふるさと納税やボランティア、アグリツーリズムなど、色々な形があります。

それでも僕は、特に中年サラリーマンにとっては、地方と経済的な価値交換でつながることに意味があると考えます。

なぜならば経済的なつながりは、その継続性と関係の深さにおいて他を圧倒する繋がりを生むと思うからです。

私の経験でも「ボランティア的」に関与する場合と、「仕事として」(報酬の多寡は関係なく)関与する場合とでは、心情的にはかなり違いました。

「ボランティア的」であると、そこに責任は発生しません

「空いてる時間や労力で、ムリなくお手伝いする」関り方です。どこかで、成果につながらなくてもごめんなさい」というゆるさがあります。

一方「仕事として」関与する場合、そこには「仕事と地域に対する責任」が発生すると思います。

つまり「自分に時間があるないは関係なく、約束した成果につなげなくれはならない」という関り方です。

このようなかかわり方をして初めて、地方と都市圏の住人がWinWinな関係になれるのだと思います。

地域に対する「責任」を感じながら、時間と場所を共有する体験に裏打ちされた「共感」。その結果としての対価を手にする関係。

僕と小さなジャム屋の物語はこの後もずっとずっと続くでしょう。

なぜなら既に私は「瀬戸内の関係人口」だからです。

補足:ふるさと納税は関係人口なのか?

僕がどうしても腑に落ちないのが、ふるさと納税してくれた人も「関係人口」ととらえられていることです。

僕の経験では、単にふるさと納税をするという行為と、時間や場所を共有する形での関係性には大きな隔たりがあります。

残念ながら、大都市圏で生活している方で「特定の地域を意識して」ふるさと納税をされている方は、まだまだ少ないというのが実感です。

地方からすると、ふるさと納税してくれるだけでもありがたいのかもしれませんが、やはり「ネットショッピングの延長」という感覚だと思います。

最近、自然災害からの復旧などクラウドファンディングのような形も増えてきました。

こちらはより地方との「関係性」、とりわけ「責任を伴う時間や場所に裏打ちされた心の共有」という点においては、おもしろい取り組みですね。

また、ふるさと納税者と地方をつなぐイベントなど、納税を「入り口」として、関係を物理的に発展させていく。などの取り組みも進んでいます。

今後、こういった「ふるさと納税をきっかけにして・・」という動きが広がることを期待したいと思います。

最新情報をチェックしよう!